
肥満によって引き起こされる可能性の高い病気というと、まず高血圧を挙げる人も少なくないでしょう。
高血圧は自覚症状があまりなく、気がついた時には身体に大きなダメージを受けていることが多く、そのため、サイレントキラーなどと呼ばれることもある重大な病気です。
高血圧になってしまう原因は多くあり、すべてが肥満と関わりがあるわけではありませんが、食べ過ぎやバランスの崩れた食生活によって中性脂肪が血液中に多くなり、脂肪細胞が大きくなればなるほど身体は多くの血液を必要とし、心臓が肥大してゆくことも大きな原因です。
肥満によって体重が増えて身体が大きくなれば、全身の血液の量が増えるのは当然で、太っている人は心臓も大きい、というわけですが、こうなると心臓が鼓動を打つたびに大量の血液を押し出すことになり、否応なく高血圧となってゆきます。
また肥満によって血管の内部が老廃物などで細くなっていれば、大量の血液を押し出す心臓への負担はどんどん大きくなってゆきます。
さらに多すぎる体脂肪はインスリンの分泌を活発にしますので、それも高血圧の原因となります。
高血圧は放っておけば動脈硬化を引き起こし、心臓や脳といった重要な器官に障害をもたらす怖い病気です。
脳卒中や冠動脈疾患の原因となりかねないのが高血圧です。
しかし肥満によって高血圧になってしまった場合は、体重を戻すことでほぼ必ず血圧も正常に戻り、また、多くの研究からの平均値として、体重が3kg減ることで、血圧は7/4mmHg下がるとされていますので、高血圧をはじめとした健康に不安がある場合は、高血圧を治し、大きな病気を防ぐためにも、まずは肥満を解消してみることが重要かも知れません。
血圧を5mHg前後下げることで、脳卒中なら約4割、冠動脈疾患は2割前後、発症率が抑えられるという研究機関の調査結果もあります。
つまり3kgほど体重を落とすだけで、大きな病気にかかるリスクがぐんと減る、というわけですね。
肥満は万病の元では、肥満と病気について解説しています。ぜひ参考にしてください。
肥満が多くの病気と関わりが深いのは、肥満を引き起こす食生活や生活習慣は、体中を巡る血液の質を落とす・・・・

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